25年ルールにより米国へ輸出される
アメリカには通称25年ルールというクラシック車両の登録制度が存在します。基本的にアメリカは右ハンドルの車両は正規に輸入する事ができません。車両の左側通行が定められている日本やイギリスなどの右ハンドル本国仕様車をアメリカでドライブする事は基本的には出来ません。しかし、製造から25年が経過した車両についてはクラシックカーとして認められることとなり、右ハンドル車でも輸入が可能となります。
あの名車も対象に
1番の人気車両はR34スカイラインGT-Rではないでしょうか。R34GT-Rの生産開始は1999年1月から。現在、アメリカでの価格は20万ドルからとされており、新車価格からすると、かなりの高額になっています。
その他にはランサーエボリューションⅥ、S15シルビア、セダンでは170系クラウンがあります。
対象車両のアメリカでの販売価格が高騰しているとしても、円安ドル高傾向が続く現在、日本の名車のアメリカへの流出が増えるのではと予想されます。アメリカで日本車が注目されるというのは喜ばしい事なのかもしれませんが、日本の名車たちの流出には素直に喜ばないと思ってしまいます。