BMW製エンジンを搭載し375馬力を発生
2月にティザーが公開されたモーガンプラス8GTRですが、今回その全容が公開されました。公開されたのは全9台の計画の内、最初に完成したブルーのボディカラーが美しい車両でひと目でモーガンの車両とわかるレトロなスタイリング。この車両に搭載されるのはBMW製のN62型エンジン。このV型8気筒エンジンの最高出力は375馬力になります。
生産される9台のうち5台は英国から海を渡る
4台は英国内、残りの5台については輸出市場向けに生産されるとのこと。カスタマーはハンドルの位置やトランスミッションについて選択して購入する事となります。
モーガンプラス8は1968年から2004年まで生産され、一旦生産を終了。その後2012年にジュネーブモーターショーで改良モデルが発表されています。2018年に50周年記念の限定車として最後のプラス8を50台限定で生産すると発表しました。
その後再びモーガンプラス8の車両はGTRとして生産されることとなり、今回公開された車両がその車両という事になります。
今後、60周年の節目にまた限定車を、発表するかはわかりません。その頃には多くのメーカーが既存車両のEVへのシフトを完了しているかもしれません。モーガンはレトロな雰囲気を残したままEVとして生産するのもアリでは無いかと思います。
プラス8の再生産を度々行ってきたモーガンですが、EV化の流れを見ていると、プラス8はこれで本当に生産終了かもしれませんね。