MC12の流れを汲むGTマシン
マセラティはかつてMC12でFIA GT2チャンピオンシップレースを席巻しました。MC12は当時のフェラーリのフラッグシップモデルであるエンツォをベースに作られた姉妹車である事は有名な話です。
マセラティ独自のGT2マシン
今回マセラティが生産するのはロードゴーイングカーであるMC20をベースとした車両で、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載したシングルシーターモデル。もちろんFIAのレギュレーションを満たしています。エンジン出力などについてはまだ発表されていませんが630馬力程度を念頭に置いたベースバージョンを開発中との事です。
MC20GT2でも勝利を目指す
マセラティMC12は、2005年、2006年、2008年のレースで計3回の優勝を飾っています。
マセラティのCEOディビッドグラッソ氏は、私たちはモータースポーツで世界的に卓越したながい歴史を持っており、並外れたMC20でレースをすることを非常に誇りに思っており、レースは常にマセラティの生息域で、現在ファナテックGT2ヨーロピアンシリーズチャンピオンシップとフォーミュラEチャンピオンシップ両方でそのルーツから新たなスタートと切り、未来を築いていると語っています。
MC20は2023年にデビューする予定です。MC12同様にレースを盛り上げてくれそうな1台になりそうです。