なかなか珍しいシロンのダイノテスト
シロンのダイノテストはそれほど簡単なものではない様です。計測する場合、シロンの一部パーツを取り外さなければ、計測機に載せることが出来ない様です。
おそらく、ブガッティの社内ではテストを行っていると思われますが、購入後にオーナーが実施するには手間がかかるため、実例がそれほど無いのだと思われます。
記録はどうだったのか
気になるのはやはりその数値。シャシダイナモ上での数値は最高出力1,369馬力(1,007kW)、最大トルク1,577Nmを記録。ネット値からの駆動系による平均損失を15%と仮定すると、エンジン出力は1,570馬力、最大トルク1,813Nmとなるので、カタログスペックどおりの出力が発生されていると考えて良さそうです。
ダイノテストだけでもかなりのガソリンを消費するだろうと思われるシロンですが、オーナーはそういった細かいことを気にしないのでしょうし、思いっきりアクセルを踏み込んだ際の車両に対するダメージも気にしないのだろうと思うと、羨ましく思います。
ダイノテストの動画はこちら