特別なカラーの1台
フェラーリがSF90オンラインコンフィギュレーターには24色の異なるエクステリアカラーオプションを提供しています。しかし、このカラーはその中には含まれていません。
最近フェラーリのカラーリングとしてジワジワ流行りつつあるカラーのヴェルデフランチェスカと呼ばれている緑色。これは2018年に488ピスタに最初に登場した色です。
それが何であれ、フィニッシュはSF90のボディーラインも相まって素晴らしく見えます。
488ピスタでもヴェルデフランチェスカのボディーカラーの個体が作られた
この時も設定されていなかったカラーだったヴェルでフランチェスカ。オーダープログラムによって特別に製作された1台でした。そして、このカラーリングの元となったと言われているのがフェラーリ250SWD のワンオフモデルになります。
250SWB
250SWBは250GTのショートホイール版という位置付けになります。
ホイールベースをそれまでの2,600mmから2,400mmへ短縮。このため、従来モデルをパッソ・ルンゴ (Passo lungo) 、英語ではLWB (Long Wheelbase Berlinetta)、改良型をパッソ・コルト (Passo Corto) 、英語ではSWB (Short Wheelbase Berlinetta) と呼んで区別しています。
今回目撃されたモデルについて
さて、この車のカモフラージュは何を隠しているのでしょうか?フロントはノーマルと同じように見えますが、ボンネットのダクト周辺に何かしらの変更が加えられていると仮定すれば、それを隠すための可能性があります。もしくはデザインの変更を隠しているのではなく、グラフィックやトリムを隠している可能性もあります。
おそらくオーダープログラムによって特別に注文された車両の1台であることは間違い無いでしょう。それは、現在注文できない緑色のボディーカラーが採用されていることから想像することができます。
目撃された車両の動画