登場は2025年 ハイパフォーマンスもでるのEV
欧州では遅かれ早かれ全てのモデルがEVもしくはそれに準ずる内燃機関を持たない車両へと代わっていくこととなるでしょう。ポルシェにとっても例外ではなく、EVが次々に投入されることになります。
911についてもEV化しなければならないと考えられますが、まずはケイマン、ボクスターでマーケットの反応を見るということも兼ねての市場投入と言うことなのかもしれません。
スポーツカーにとって重量の増加は課題となる
とりわけポルシェにとっては、その軽量さが売りであるにも関わらず、EV化となれば、重量の増加は現時点での技術では避けられません。
実際、このバッテリーの技術的な問題により、スポーツモデルのEV化に対して消極的な部分も伺えます。
しかし、先日公開されたコンセプトカーのミッションRではEVレーシングカーの未来を示しています。
課題となるEV版ポルシェ ケイマン ボクスターの目標重量
EV化されるケイマン及びボクスターの重量は1,655kgを目標としているとのこと。流石に同社EVのタイカンよりも500kg近く軽量となっていますが、現行ケイマンよりも270kg程の重量増加が見込まれます。
ハンドリングを重視するポルシェにとって、この数字は決して小さなものではない事は予想に難くありません。
正式発表までどの程度軽量にできるかという事が課題である事は間違いありませんが、ポルシェがどのようなEVスポーツカーを登場させるかというのはかなり期待しています。