Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ブガッティシロンスポーツLDCとダッソーラファールマリンファイタージェットのランデブー走行

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それはトップギアのワンシーンを思い起こさせる

2007年、かつてリチャードハモンドはトップギの企画のために、ユーロファイタータイフーンに対して、ブガッティヴェイロンでドラッグレースに挑戦しました。

その印象的な直線的なパフォーマンスにもかかわらず、ヴェイロンは戦闘機に追いつくことは難しいといった印象でした。

このシーンはトップギアのオープニングで映されていたので、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

そして14年の月日が流れた

14年後、ヴェイロンの後継機であるシロンは、ダッソーラファールマリン戦闘機に対して同様の挑戦を果たします。フランス海軍航空隊の誇りと現代のハイパーカーが、国の北西部にあるランディヴィジオの海軍基地に集まり、同様のシーンが再現されました。

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「LesLegendesdu Ciel」(LDC)仕様のChiron Sportのハンドルを握ったのは、Pierre-HenriRaphanel。彼は、1986年から2000年の間にルマン24時間レースに14回参加し、1985年にフランスF3チャンピオンを獲得。1989年にはF1モナコグランプリに出場。また、2010年にVeyron16.4 Super Sportでロードリーガルカーの速度記録431.072 km / h(268 mph)を達成しています。

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素晴らしいレースだった

出発直後、Chiron Sportが主導権を握ります。

Chiron Sportは最高出力1,500 PS(1,479 HP / 1,103 kW)と1,600 Nm(1,180 lb-ft)の最大トルクを発生させる8.0リッタークアッドターボW16を搭載し、そのエンジンで発生させられたパワーは、7速デュアルクラッチを介し路面に伝えられます。2.4秒で100km / h、6.1秒で200 km / h、13.1秒で300 km / h、32.6秒で400 km / hまで加速できるこのモンスターマシーンは戦闘機を引き離しながら加速。

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一方、ラファールは150メートル後に165 km / hに達し、250メートル後に210 km / h、450メートルで離陸します。その時のスピードは約260km / h。

パワーはシロンスポーツとは比べ物にならないほどの物凄い出力で、5,727PS(5,646 HP / 4,212 kW)、1.6マッハ(〜1,975 km / h / 1,227 mph)以上の最高速度を達成することができます。乾燥重量10.3トン、最大重量24.5トンのシングルシーター戦闘機は、長さが15.5メートル(610インチ)、翼幅が10.86メートル(428インチ)。

「私は最初の数百メートルでラファール(戦闘機)から離れましたが、さらに数百メートル後、それは空中で私の横に約20メートルにいた。」「信じられないほど素晴らしい光景だ。」とラファネルは語っています。

 

The organizers declared the comparison a draw.

主催者はこう語っています。「勝負は引き分けだ。」

是非その痺れるようなシーンを動画でチェックしてください