ポルシェCEOが語る後継モデル
918スパイダーの後継モデルについて、何らかのかたちで登場させる思いはあるようです。しかし、2025年まではその予定は無いようです。
ポルシェのオリバーブルーメCEOは、年次決算会議の後に、ポルシェ918スパイダーの後継車が見込まれていることを知っていただければ幸いだが、それは優先事項ではないと述べています。
ポルシェは電動化に伴う様々な計画でスケジュールが埋まっているようだ
タイカンをはじめ、ポルシェ製EVとして新たに仲間に加わったポルシェクロスの生産等、今後数年間でより多くの電動ポルシェモデルが発表されるのではと思われます。
2025年まで918スパイダーの後継モデルが登場しないと語られたのは2019年のジュネーブモーターショーのすぐ後のことだったと記憶しています。
当時のバッテリー技術はフラッグシップモデルに適していなかったというのが理由で、バッテリー技術のブレイクスルーが起きた後に登場する見込みでした。
ポルシェは中途半端なものは作らないだろうと考える
現在のバッテリー技術ではポルシェが求めるフラッグシップモデルは作れないのではないかと思いつつ、レース用のマシンでは実績を上げているという事実もあります。それでもポルシェはその先を目指して918スパイダーの後継モデルを作ることができなければ、実際に販売することは無いと考えます。ここ最近のポルシェをみていると、ニュルブルクリンク最速でなければ許されないような雰囲気があるので、後継モデルが登場する際は、かなり高性能なマシンとなるのではと期待しています。