ポルシェ911の大きな転換期
ポルシェはバージョンアップ版の992世代車両を発表して間もないですが、それより大きな話題はやはりエレクトリック化の方になるのではないでしょうか。
カレラGTSハイブリッドのスペック
2025年モデルの新型カレラGTSのパワーユニットは、水平対向6気筒エンジンとエレクトリックターボチャージャー、そしてエレクトリックモーターが組み合わせられます。
新たな3.6リッターエンジンが採用され、エンジン単体で478馬力を発生。以前のGTSと比較して5馬力ほどのパワーアップとなっています。ハイブリッドシステムにより、以前のツインターボからエレクトリックターボチャージャー1基へと変更されています。
システム合計出力は532馬力を発生。エンジンと8速デュアルクラッチトランスミッションの間には32.6馬力のモーターが搭載されており、それを介してパワーは路面へ伝えられることとなります。
デリバリー開始は年末頃か
フェイスリフト版の992型カレラは今年秋ごろから世界的に販売されるのか予定となっており、カレラGTSは年末頃からデリバリーが開始されるのではないかとの事です。
ポルシェジャパンのホームページても掲載開始
ポルシェジャパンのホームページ上にも詳しいスペックが公開されています。
価格は22,540,000円となっています。通常モデルの911と比較すると、全く別物になっている感じがします。エントリーモデルとGTSの価格差は500万円以上ですが、その価値はエレクトリック化に否定的でなければ十分にあるのではないかと思います。