エレクトリックモーターを排除したレーシングカー
フェラーリの様な少量生産の自動車メーカーですら、廃ガス規制が進む中では純粋なガソリンエンジン車の公道走行モデルを販売する事が厳しくなってきている現在において、今後は296GTBの様なハイブリッドスーパーカーがその後を担っていく車両になると考えられます。
しかし、一方では、行動走行の排ガス規制を受けないサーキットのレースでは、そのエレクトリックモーターを排除して、本来のハイブリッドカーを純粋なガソリンエンジンのレースカーとして296は投入されます。
488チャレンジEVOの後継モデル
2024年のフェラーリ296チャレンジの中心となるのは、2023年シーズンに向けて発売された296GT3と同様に、ハイブリッドコンポーネントを排した3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジン。このパワーユニットは最高出力700馬力と、最大トルク740Nmを発生します。
新フェラーリ296チャレンジは、フェラーリチャレンジトロフェオピレリの歴史の中で、120度V型6気筒を使用した最初のレースカーになります。
