ジャパンモビリティショーに2ローター搭載車を展示
マツダは、ジャパンモビリティショーにEVスポーツカーのコンセプトモデルを展示。マツダが昨年発表したビジョンスタディモデルのデザインと似たエクステリアを持つこのコンセプトモデルは、EVでありながら、ロータリーエンジンを搭載しています。
ロータリーエンジン搭載のEVといえば、マツダはMX-30を販売していますが、のよマツダアイコニックSPコンセプトに搭載されるロータリーエンジンは2ローターとなっています。
デザインについて
上でも触れた様に、昨年発表したビジョンスタディモデルに似たスタイリング。改めてマツダのスポーツカーらしいデザインだと感じます。また、ドアは跳ね上げ式が採用されており、スペシャリティー感を演出しています。
スペック
最高出力365馬力を発生。昨今のパワー競争に飲まれる事なく、マツダらしいバランスの良いライトウェイトスポーツを目指しているという事なのでしょう。車両重量は、発電用で有るとはいえ、エンジンを搭載したEVと言う事を考えればかなり軽量の1,450kg。流石にライトウェイスポーツカーと呼ぶには重い気もしますが、この重量におさめているのは感心します。
搭載されるロータリーエンジンの排気量については不明ですが、MX-30に搭載されているエンジンは0.8リッター。もし、それが2基分とすれば1.6リッターとなりますが、ロータリーエンジンとしては、少々排気量が多い様な気がします。そもそも発電用のロータリーエンジンを2ローターにしなければならないのかという話もありますが、それは、コンセプトモデルという事と、RX-7に搭載されるロータリーエンジンは2ローターである事を考えれば、当然の結論だと感じます。