本格EVスポーツの量産に繋がるか
ジャパンモビリティショーで展示されたトヨタのFT-Seは、エンジンを搭載しない純粋なEV。しかも2人乗りという、現在の国産車では貴重な本格スポーツカーの構造となっています。
トヨタは、過去に低価格のFR車両を販売するという触れ込みでモーターショーにコンセプトモデルを出展したことがありますが、残念ながらそちらは今後も実現しそうにありません。流石にEVスポーツを低価格で販売するというのは無理な時代だと思われますが、低価格ではなくても、こういったモデルを市場に投入してほしいところです。
スペック
このコンセプトモデルのパワーユニットは、2基のエレクトリックモーターで、1基は前輪車軸を駆動し、もう1基は後輪を駆動させるAWDとなっているとの事です。
チーフエンジニアによれば、加速性能はポルシェケイマンに匹敵すると見積もっているとのことで、0-100km/h加速は3秒、最高速度は250km/hと予想されています。