来週の開幕戦でのデビューが決定
来週から始まるフォーミュラEの第8シーズンで新しいセーフティカーがラインナップに追加されます。フォーミュラEのセーフティーかーに相応しいポルシェタイカンターボSがセーフティーカーとして登場。このタイカンターボSは、サウジアラビアのディルイーヤで開催されるダブルヘッダーコンテストでデビューします。
トーマスローデンバッハは語る
ポルシェモータースポーツのバイスプレジデントであるトーマスローデンバッハは、次のように述べています。
ポルシェは、必要なすべてのセーフティカーキットで仕上げられています。装備はロールケージ、消火器、バケットレーシングシート、6点式ハーネス。また、バンパーに埋め込まれたフラッシュライト、セーフティカー照明用のワイヤーハーネス、マレリロガーシステムが装備されます。インテリアの注目すべき変更点は、センターコンソールに4基並ぶスイッチとステアリングホイールに搭載された赤いボタンです。ノーマル然としたインテリアにこのスイッチとボタンが配置されるのは何とも不思議な組み合わせ。レーシングカーとも違う、何となくストリートで走り回るチューンドカーの様な雰囲気です。
スペックについてはセーフティーカーとして申し分無し
ターボSはトラック上のレースカーに追いつくのに何の問題もありません。タイカンは750馬力(560kW)を生成し、ローンチコントロールを使用して2.8秒で時速kmに到達することができます。最高速度は260km/hで、Gen 2 FormulaEレースカーよりもわずか20km/hばかり最高時速が低く抑えられているだけです。