2022年シーズンはフェアレディZがワークスの顔に
狙った様なタイトルで申し訳ないですが、日産は2022年シーズンからのワークス車両をフェアレディZにする事を発表しています。
スーパーGTで闘う日産車といえばGT-Rで、僕としてはモデルライフが長くてもこのままGT-Rで闘ってほしいのですが、フェアレディZもそれはそれでカッコいいです。
ブランドの再構築を図りたい日産
どうしてもGT-Rの陰に隠れてレース参戦へのイメージが薄いフェアレディZですが、2004年のスーパーGT(当時はJGTC)でGT500クラスに参戦、Z34はスーパー耐久などのレースに参戦したり、レースを闘う車両として活躍をしています。
レギュレーションに合わせたボディへと
当然、このGT500クラスのマシンは、そのシャシーに単にフェアレディZのボディを載せて作られるわけではありません。
レギュレーションに合わせ、ベース車両による空力の有利、不利が生じないようにスケーリング作業が行われ、フェアレディZのボディが再現されているため、市販車のボディ形状とは別物となっています。そういったレギュレーションに合わせつつ、フロントのヘッドライト周りやリアのランプ類などはフェアレディZのイメージそのままとなっています。この、市販車のイメージをそのまま、全く構造の違うレースカーに反映させているのがスーパーGTの良いところではないでしょうか。
スーパーGT仕様フェアレディZのギャラリー
富士スピードウェイで実施された発表の際には今シーズンまでレースに参戦したりGT-Rも登場して、GT-Rから、そのバトンを引き継ぐような演出が行われました。