大きなリアウイングを得たその車体はより軽くなった
プロジェクトパートナーであるRMLグループと共同開発されたエミーラGT4が発表されました。
今回発表された内容についてほとんどすべての装備が与えられる見込みとなっており、エミラのレーシングバージョンはかなり軽量で、乾燥重量1,260kgになる見込みとのことです。
軽量化について、公道走行のために必要な保安部品や快適装備を取り除くことによって実現されると思われ、完全なレーシングカーとして登場する見込みです。
仕様について
ボディサイズは、全長4,410mm、全高1,290mm、トレッドは1,664mmとアナウンスされています。
GT4マシンということは、当然FIAの基準に沿った6点式の安全ハーネスやロールケージを与えられることとなるでしょう。通常のガソリンタンクは96リットルのFIA承認燃料タンクに置き換えられ、レース仕様のサスペンションとブレーキシステムがセットされます。また、20インチのホイールは、レースに焦点を合わせた18インチのホイールに置き換えられ、ピレリGT4タイヤが装着されます。
最高出力は400馬力で、ハロップ製のスーパーチャージャー「TVS 1900」が採用され、これにxTrac製6速トランスミッションが組み合わせられることとなります。
正式発表とデリバリーについて
エミーラGT4は2021年の後半に、ロータスの拠点であるヘセルのテストトラックで正式発表される予定。2022年シーズンのモータースポーツに向けて限られた数が生産されたのち、オーダーに応じて2023年以降の増産が計画されている様です。