最後のスペシャルエディションモデルとしてデビュー
最後の特別版tとなるフォード GTは、2016 年のル・マンでの勝利を記念したモデルとして生産される車両となり、2016 年ル・マンで 3 位になったフォードのクランクシャフトから作られたバッジが取り付けられます。
フォードは今秋に2022年型フォードGT LMエディションのデリバリーを開始し、年末までにその生産を終了するスケジュールとなっています。この車は、他のGTとは一線を画す、ユニークなエクステリアとインテリアのスタイリングとなっているとのことです。
仕様について
フォードは、ル・マン優勝車が赤と青のカラーリングを着用していたため、各GTをリキッド シルバーで仕上げ、顧客が赤または青のアクセントを選択できる様にしています。フロントスプリッター、サイドステップ、リアディフューザーなど、車の下部のカーボン ファイバーのエアロダイナミクスビットにいずれかの色を使用します。ミラーのストークとエンジンベイのルーバーも同様です。
この2022 Ford GT LM Editionには、赤または青のインナーバレル アクセントが特徴の 20 インチのエクスポーズド カーボンファイバー ホイールが装着されています。ホイールはチタンラグナットで固定されます。ブレンボ製のブレーキキャリパーはブラックの塗装で仕上げられてます。
インテリア
インテリアにおいても、ブルーまたはレッドのテーマが採用され、アルカンターラで包まれたカーボンファイバーの運転席も同じ色で飾られています。ドライバーズシート及びナビゲーションシートはエボニーレザーにアクセントステッチが施されます。エボニーレザーとアルカンターラがダッシュボードを包み込み、ヘッドライナーとピラーにはアルカンターラが使用されています。。センター コンソール、Aピラー、ベントレジスターのカーボンファイバーによるアクセントが、視覚的なアップグレードを完成させます。
限定20台のFord GT LM Edition
わずか20台のみ生産されるGT LMエディションの各車には、2016 年の 3 位 (No. 69) のル・マン フィニッシャーが少しずつフィーチャーされます。Blue Oval は、レース カーのクランクシャフトを粉末に粉砕し、それを使用してインストルメント パネルのバッジを3Dプリントにより作製しています。
フォードは12月にGTの生産を終了します。フォードは2015年にGTを発表、2016年に2017年モデルの生産を開始しました。最終的な生産台数は1,350台となり、今回発表されたFord GT LM Editionの20台もその合計に含まれる事になります。
