Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

2ドアクーペの必要性 その存在意義について

初めに行っておくが、僕は、出来ることなら車は2ドアの方が好きだ。

実は、2シーターの車というのは所有したことがないのですが、2ドアクーペを所有していても、ほとんど後部座席は使用したことがありません。

そういったことから、できれば2シーターが理想だと考えます。(マクラーレンF1については特殊な例なので別格扱いとする)

運動性能のみを追求するのであれば、F1マシンのようなシングルシートの車が理想なのはわかっているのですが、公道を走れる車に絞ってみれば、ナビゲーションシートは必要だと考えます。

2ドア2シーターが理想だと思う理由は、スポーツタイプの車に僕が求めるのは、オンロードを速く走れるその走行性能。一般的には、通常のボディーであれば、4ドアよりも2ドアの方が剛性を確保することができるということ。また、後部座席がないという事は、その分重量を軽くすることができるため、取り回しやすさが向上するということ。

また、2ドアの方が、4ドアよりも居住性を気にすることがなく、重量(重心の)バランスが良い車を設計しやすいという事。

僕は、それほど攻めた運転をすることができるわけではないですが、これまで、様々な車に乗ってみて、軽さとバランスの良さがあれば、運転していて楽しいというのは、まぎれもない事実です。

僕は、バイクにも乗るのですが、僕がバイクに対して感じるのは、アクセルをエンジン、そしてスピードが直結しているといった感覚。(その分ブレーキは弱いと感じる)

そういった感覚の延長線上にある車が理想と考えています。バイクを引き合いに出しましたが、乗り物としてのバイクは楽しいですが、どちらかというと、僕は車の方が好きです。

多少重くてもパワーがあれば面白いというのも間違いではないと思いますし、僕も実際そう思います。

ここ最近だと、90スープラ、ポルシェ718、NDロードスター、S660といった2ドアに乗りましたが、どれも面白さでいえば、間違いない車だと思います。

あとは、単純にデザインが好きという事になります。デザインさえよければ、2+2でも全然問題ないとは正直思っていますが。

 

さて、ここまで書いておいて、2ドアクーペの必要性についてというタイトルが置き去りになってしまっていますが、現在の僕の足は5ドアステーションワゴン。今現在、

様々な理由で4人乗り以上、4ドア以上の車でなければ対応しきれない事が多いため。

現在は、ほぼスーパーカーと同じ性能の4ドアクーペやSUVスーパーカーよりも低い価格で販売されています。

そうなってくると、4ドアでも良いのではないかという意見が出てくるのは、ごく普通の事だと思います。実際に、2ドアよりも4ドアの車が好き、SUVの方が好きといった人たちは多数います。じゃあ、2ドアクーペなんていらないんじゃないという声が出てきて当たり前だし、メーカー的にも2ドアスポーツカーが売れない時代に無理をして開発するより、簡単に売れるSUVの高性能版を出した方が、商業的にも正解だと考えるのはしかたがない事だと思います。

しかし、2ドアのデザインが好きだという人も多いと思われ、そういった人たちは車が好きという人に分類されることになります。そういった車好きの人は、中途半端な車を好まない傾向にあるので、必然的に高性能車が市場に残り、高性能ゆえに高額な2ドアしか試乗に残らないという事になります。

そういった意味では、2ドアクーペは必要であるが高性能車にしか存在意義がなくなってくるというのが現状の答えなのかもしれません。

そういった中で、軽自動車でありながら2ドア(トラックを除く)を生産しているホンダやダイハツ、業務提携により安価なクーペを出したトヨタとスバルは2ドア好きの庶民にとってみれば、頑張っているのではないかと思います。

ここからは僕の希望なのですが、車好きを増やすために、日本のメーカー合同で、シンプルで安価でかっこいい2ドアスポーツカーを開発販売してくれることを望みます。