Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ポルシェ カイエンのレストモッド

ポルシェカイエン登場から20周年

ポルシェ初のSUV、5ドア車として初代ポルシェカイエンがデビューしたのは2002年のこと。当時のポルシェはこのカイエンについて、あくまで新しいかたちのスポーツカーとしていました。

このカイエンという車両が販売されることになった理由は、SUV分野への参入を考えていたポルシェと、レンジローバーに代表される高級SUV分野へ本格参入したかったフォルクスワーゲンの思惑が合致したことによるもので、結果として両社で開発費用を分担し共同開発されることになりました。

フォルクスワーゲントゥアレグとは共通のFRベースのプラットフォームを持ちベースとなるシャシーこそ同じですが、車両クラスの違いからエンジン、足回り、車体の強化、外装、内装等、車を構成する多くの部分で両者は異なり、ほとんど別な車種となっています。

カイエンも911同様に古い車両にも価値が付くか

Porsche Middle East and Africa FZEは非常に特別なプロジェクトで物事を次のレベルに引き上げたいと考えていました。同社の部門は、アラブ首長国連邦の 2 つの輸入業者に、オフロードで使用するための第 1 世代のカイエンをアイコン オブ ポルシェ フェスティバル向けにレストアしてカスタマイズするよう依頼。

改造された車両は、単なるショーモデルではなく、ドバイ近郊のハッタの山岳砂漠地域でメディアの代表者によってにテストされました。

レストアの過程で最も困難だったのは、ポルシェの要件を満たす車両を見つけることでした。良好な状態で標準的な形のカイエンは、さまざまな場所から調達され、改造が承認される前にポルシェ認定の検証を受けているとの事です。