ストリート750に続く水冷ハーレー
ハーレーダビッドソンジャパンの公式サイトではスポーツスターのDNAを受け継ぐバイクと表されているナイトスター。ハーレーのスポーツ系バイクカテゴリーにはスポーツスターとナイトスターの2種類が現在ラインナップされており、ハーレー入門の位置付けのように扱われています。
スポーツスターの位置付けであったフォーティーエイトはクルーザーのカテゴリに分類され、こちらは継続してサイトに掲載されています。
水冷を選択する意味
水冷のハーレー乗りの僕は、実際のところ今ハーレーを購入するならやはり空冷エンジンのバイクを選びます。僕がナイトロッドを購入した理由がそのデザインだったので、当時はその他のバイクは候補として初めから見ていませんでしたが、実際に空冷のハーレーにも長期間乗っていましたので、その違いはわかっているつもりです。やはり、エンジンに乗るという表現は空冷ハーレーならではだと思います。ただ、ハーレーの形をしたバイクでスポーツ走行を楽しみたいというのであれば、水冷エンジン搭載のモデルの方に分があるのでは無いでしょうか。そういった意味ではこの水冷エンジン搭載モデルをスポーツバイクのカテゴリへ、そしてスポーツスターファミリーだったフォーティーエイトをクルーザーのカテゴリへと分類しているハーレーの判断は正しいと感じます。
ナイトスターについて
Revorution Max 975Tエンジンを搭載。現行の水冷スポーツスターS1250Tエンジンよりも小排気量のエンジンを搭載しており、差別化が図られています。
フレームについては従来のフープ型フレームを採用しておらず、小型化、高剛性化、軽量化を実現するフレームとなっています。このフレームの形状はナイトロッドで採用されているフレームに似ているのではないでしょうか。
搭載されるエンジンはV型2気筒。最高出力89馬力(66kW)、最大トルク95Nmを発生します。車両重量は221kgと、決して軽量ではありませんが、申し分ないパワーバランスになっているのではないでしょうか。
価格は1,888,700円からとなっているため、空冷のハーレーの最低価格の車両よりも若干高くなっていますが、このデザインが好みであれば、購入する価値はあるのではないでしょうか。