Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

最後の日産GT-Rがラインアウト

R35GT-R有終の美

日産はスポーツカーの歴史にひとつの節目を迎えました。最初の日産GT-Rが2007年に栃木工場で生産されて以来、およそ48,000台が生産されました。

そしてこの度、最後の1台がラインアウトしました。最後の1台はミッドナイトパープルのボディーカラーを纏ったプレミアムエディションT-Specです。

気になるのは次期型

今の日産の経営状況を考えると、GT-Rにとって明るい未来は遠いのではないかと感じます。次期型を出すのであれば、当然環境にも配慮した形をとらなくてはならないと考えられるため、ハイブリッドパワーユニットの導入、もしくはフルエレクトリック化を実現して登場させるかという事になるかと思われます。フルエレクトリック化であれば既存の日産の技術で達成できない事はないかもしれませんが、GT-Rのファンはそれを望んではいません。本当はガソリンエンジンのみのパワーユニットが理想でしょうけれども、ハイブリッドシステムを導入しなければ、環境性能をクリアする事は難しいかもしれません。もし、そういった選択を迫られる場合は、日産はこの分野に関して他メーカーと比較すると強いとは言えないため、次期型へのハードルはさらに高くなりそうです。

GT-Rの再登場を示唆

イヴァン・エスピノーサCEOは18年の長きにわたり、R35 GT-Rは自動車史に不屈の足跡を残しました。この特別なストーリーの一部を担ってくださったみなさんに感謝します。GT-Rはいつか再び皆様のもとに戻ってくることを目指していますが、GT-Rの名前には高い期待が寄せられており、真に特別な車にのみ与えられるものです

R35はその基準をさらに高く引き上げました。したがって、皆様には辛抱強くお待ちいただくことをお願いしたいと思います。現時点では正確な計画は確定していませんが、 GT-Rは再び登場するでしょうとコメントしています。

本当に次期型が出るのか、いつ出るのかなどは明言していなく、今後どの様に日産のラインナップがなされていくのかは現時点でわかりません。日産の現状を見るに、GT-R復活は難しいと思いますが、その日が来てくれることを望みます。