25年以上ロッドスチュワートが所有していた1台
1977年型のLP400は、ロッドスチュワートがかなり気に入っていたと見られ、25年以上の長きにわたって彼のコレクションの1台として所有されていました。ロッドスチュワートのランボルギーニ好きは、彼の作品の知名度と同じ様に広く知られており、ツアー中に車両を購入すると言うことも珍しくはなかった様です。
このカウンタックもツアー中に購入された1台
ツアー中に購入されたこの1台は、今回の販売様の画像では綺麗なオリジナルを保った車両に見えますが、実はかなりのカスタムをされた車両だった様です。オークション出品時はそのカスタムが元に戻され、綺麗な状態に戻されています。
ロッドスチュワート所有時のカスタム内容
フロントとリアのスポイラーが、ワイドボディキットとともに追加され、LP400Sルックな外観に仕上げられていました。また、ルーフが切り落とされ、取り外し可能なタルがトップパネルに変更されています。
2022年にロッドスチュワートは売却
ロッドスチュワートの次のオーナーは2013年にこの車両を売却していますが、2代目のオーナーはこのカウンタックを右ハンドルから左ハンドルへと変更しています。そして、その時点でボディーをオリジナルの状態へ修復した様です。
内装は2022年に改装され、メンテナンスの一部は直近の2024年の6月に行われたとの事が記載されています。整備内容は油脂類の交換、新しいスパークプラグへの交換、燃料ピックアップスクリーン、マフラーその他の項目が記載されています。その費用は29,738ドル13セントと、維持にはかなりの金額が必要な事が伺えます。