Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ポルシェカレラGTのリコール

サスペンションに不具合

サスペンションの接合部が時間の経過とともに摩耗や腐食の影響を受けやすく破損し、故障する可能性があるためとの事。通常、サスペンションの経年劣化による破損は想定の範囲内と思われるのですが、予報よりも壊れやすかったという事なのでしょうか。

ウィッシュボーンサスペンションコンポーネントに関わる部分

コンポーネントを接続する球面ジョイントに関するもので、ポルシェによるとこれらのコンポーネントは、耐用年数にわたって塩分や機械的ストレスにさらされた場合の粒界王陵腐食に対する十分な耐性を提供しない材料で構成されており、その結果ジョイントにヒビが入りウィッシュボーンサスペンションが故障する可能性があるとの事です。

ポルシェはこの不具合を予期せず発見したとの事。ポルシェとは関係のないサービスを受けていた時、片側で球面ジョイントが破損している事が判明。その際、これがポルシェカレラGTとしてのインシデントなのか独立したこの車両のみのインシデントなのかを判断するために徹底的な調査に着手したとの事ですが、その車両の希少性ゆえに原因の追求は容易ではなかったようです。

リコール発表されるまで、充分なデータを収集し、これが融雪剤を使用した路面から受ける影響によるものと指摘しています。

ポルシェはまだ交換用のパーツを準備できていないとの事で、現在のオーナーはパーツが交換可能となるまで運転を控えるべきとしている様です。