GT500クラスでこれをやるとは
スーパーGTに参戦するGT500の車両のボディーはあくまでもその車両に似た外観であるというだけで、実際にその車両がベースとなっているわけではなく、シャーシは規定のものが使用されています。よって、空力性能に多少の差はあっても今までのNSXと性能が大きく変わるわけではありませんが、それでも、スポーツカーではない車両の外観をしたボディーを装着したGT500車両というのはなんとなく違和感があります。
スーパーGTには4ドアもしくは5ドアハッチバックを模した車両も存在するが
スポーツカーではない車両のボディーを載せたGTマシンは今までもスーパーGTに参戦していますが、それはGT300クラスの話で、トヨタプリウスの外観をした車両などがそれに該当します。
かつてのDTMマシンのようだ
スーパーGTの500クラスのマシンは、なんとなく特別な存在だと個人的に感じていたので、それが変わってしまうのは残念なのですが、メーカーとしては、販売終了のNSXをベースとするよりも現行車両をモチーフにした方が宣伝効果があるのでしょう。4ドア（5ドアハッチバック）のボディーが被せられている車両を見ると、往年のDTM（ドイツツーリングカー選手権）車両の様で、これはこれで格好良いのですが、ホンダにはやはりメーカーの顔となるスポーツカーの生産をして欲しいというのも個人的には思います。
