フェラーリ初のSUV
フェラーリに待望のSUVが登場しました。当のフェラーリはプロサングエをSUVとして発表しているわけではないようですが、世間一般のこの車両ののスタイルはSUVにカテゴライズされると思われます。
プロサングエはイタリア語で純血、つまりはサラブレッドを意味するものとなっています。
フェラーリ初の4ドア車
フェラーリの長い歴史の中で初の4ドア量産車となったプロサングエですが、ドアの開き方は観音開きという特徴的なものとなっています。
サッシュレスドアで観音開きですが、前後ドアの中間部分には高強度のBピラーが設けられており、ボディー剛性をきちんと考えられた車両となっています。
理想的な前後重量比
フロントに大排気量のエンジンを搭載しつつも、49:51という前後重量配分を実現しています。こういった走りに対する思想はフェラーリらしいところだと感じます。
スペック
6.5リッターV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力725馬力(533kW)と最大トルク716Nmを発生。8速DCTのトランスミッションを介してそのパワーが路面に伝えられることとなります。0-100km/h加速は約3.3秒、最高速度は310km/h以上とされています。
ボディーサイズは全長:4,973mm×全幅:2,0287×全高1,589mmとなっています。