Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

リマックは高密度バッテリーを模索

新たなプラットフォームの為に

EVスーパーカーといえばリマックと言うほどには知名度が上がったリマック。リマックはテスラの4680セルバッテリーの様な物を求めているという話は当然な流れだと言えます。

テスラは何年か前のバッテリー関連のイベントにおいて、現在のセルよりも大きくエネルギー密度の高い新しく革新的なバッテリーを導入すると発表しています。

テスラの4680バッテリーはパナソニックも供給

4680バッテリーセルはパナソニックも開発を進めているリチウムイオンバッテリーで、パナソニックは2023年度中に和歌山工場で量産を開始し、北米市場への供給をスタートさせるとしています。その数値のとおり直径46mm、高さが80mmとなっています。

リマックはこの4680セルを参考に研究中とのこと

このテスラの4680バッテリーを元に新たなプラットフォームの開発を目指していると言われています。しかし、直径46mmのセルをベースに様々な高さのセルで検証している様です。リマックの生産する次期型の車両が一般的なEVであれば4680バッテリーをそのまま使用した方がコスト的には優れていますが、少量生産の超高性能ハイパーカーを製造するのであれば、限界までプラットフォームとの兼ね合いを見て研究することになるでしょう。

今後の課題は高効率化と軽量化

どの自動車メーカーでも同様ですが、いかに高効率で軽量、そしてもちろん安全性が十分に確保されたバッテリーを完成させることがEV化への最大のポイントでしょう。バッテリー技術については、思ったより革新的な変化が起きていません。ここ数年で何か革新的な技術開発がなされれば、面白い車両が出てくるのではないかと期待しています。