5人乗りとバンの2種類が登場するようだ
フォルクスワーゲンは、EV専用プラットフォーム「MEB」を採用した新型BEVの『ID.BUZZ』を3月9日にワールドプレミアすると発表しました。フォルクスワーゲンの発表によると、5人乗り仕様と、バン仕様(3人乗り)の「ID.BUZZ Cargo」の2種類が用意されるとの事です。
この『ID.BUZZ』は、約5年前に発表されたEVマイクロバスのコンセプトの製品版です。ヴォルフスブルクに本拠を置くフォルクスワーゲンは、『ID.BUZZ』に関するすべての詳細についてまだ公表していませんが、ヨーロッパバージョンに関するいくつかの使用は、この初期の計画モデルと共有している様です。
今後ロングホイールベースバージョンの展開も
ショートホイールベースシャーシ(2,988 mm)の生産は2022年の前半に始まり、ヨーロッパではこの秋に市場投入が予定されています。
また、ID.BUZZ Cargoのより長い3列のバリエーションであるロングホイールバージョンはについては2023年にを導入することも示唆しました。
スペックについて
『ID.BUZZ』についても他のID.シリーズと同様に後輪駆動モデルとなります。
パワートレインについては、150kW/310Nmの電気モーターを搭載、82kWhのバッテリが装備されます。
ボディサイズは4904×1985×1937mm(全長×全幅×全高。バンの全高は1938mm)、ホイールベースは2988mmとし、ID.BUZZでは広い室内空間によって5名乗車してもラゲッジスペースを1,121リッターの容量を確保しているとの事です。