2022年秋の発売に向けて鈴鹿でテスト
2022年秋に発売が噂される新型のシビックタイプRが鈴鹿サーキットを走行しました。このテスト走行の様子(写真)が、米国ホンダのWebサイトで公開されています。また本田技研公式Twitterでもその様子が公開されています。
ホンダシビックは1972年デビューの初代の頃からスポーツグレードを設定しおり、最初のスポーツモデルとして設定されたのは1974年デビューのRS。タイプRという名称が与えられたのは6代目のシビックからになりますが、現在発売されている11代目の日本仕様が発表された際に、この11代目にもタイプRが設定される事がアナウンスされています。
目指すはニュルブルクリンク最速の座奪還か
登場すればシビックタイプRとしては6代目となる現行型のタイプR。既にニュルブルクリンクでのテスト走行は行われている様です。
タイプRの詳細についてはまだ明らかになっておらず、ボディもカモフラージュラッピングが施されているため、細部のデザインについてははっきりとしていません。テスト車両では、明らかに大きなリアウイングと、3本出しのマフラーが目を引きます。フロントのエンブレムの形状はRの文字となっている様にも見えます。ここだけ見るとなんだか日産GT-Rの様な感じですが。
パワートレインはおそらく従来型の2リッター直列4気筒Vテックターボエンジン。これに6速マニュアルトランスミッションが組み合わせられるものと思われますが、エンジンにどの程度手が加えられるかはまだわかりません。
2017年に5代目タイプRがマークした7分43秒8という記録は2019年にルノーメガーヌR.S.トロフェオRが抜き去りました。その時のタイムは7分40秒1で、現在もそれがクラスレコードとして更新されていません。新型シビックタイプRはこの記録を塗り替える事が出来るのか、楽しみです。
ホンダの公式ツイート
こちらはニュルを走行するシビックタイプR