37台のみ製造されるランチアのレストモッド
かつてラリーで活躍したランチア037。今回この037のレストモッドを手がけるのはキメラオートモビリ。プロジェクトを発表したのは今年の5月で、当時同社は37台のレストモッドを生産すると発表しています。
この37台の内、既にデリバリーが済んでいる車両もあるようです。
スペックについて
オリジナルの2.1リッター4気筒エンジンは大幅に変更され、最高出力505馬力(377kW)、最大トルク550Nmを発生させます。これに組み合わせられるのはマニュアルトランスミッションで、それを介してオリジナルのランチア037と同様に後輪にパワーが伝えられます。
足回りのチューニングも抜かりありません。サスペンスはオーリンズ製で、ブレーキはブレンボ製カーボンセラミックローターを搭載しています。オリジナルの全長よりも若干延長されたボディはカーボンファイバー製。フロントやダッシュボードなど随所にカーボンファイバーが使用されています。また、レストモッドらしく、ランプ類は現在のLEDの技術が採用されています。