2代目BRZは排気量が増えた
最高出力が先代より若干上昇して173kW(235PS)を発生。ただし、このパワーアップのために排気量が増えています。
個人的にはこの排気量アップがちょっとマイナスポイント。日本だとどうしても税金区分が上がってしまうので、こういったスポーティカーのジャンルとして売るには排気量過多だと感じてしまいます。
実際にまだ試乗したわけではないので、排気量アップによる出力の違いが初代と比べてどのように影響しているのかは分かりませんが、スポーツカーにとって厳しい時代にこうして出力が増えているということは自動車好きにとっては有り難いことだと感じます。
グレードは2種類
グレードは”R”と”S”の2種類で、Rが標準でSがスペシャリティな装備を追加したグレードと、分かりやすい仕様となっています。
それぞれのグレードにATとMTが用意されています。ATの方が20万円ほど高額となっていますが、それはアイサイトの装備による価格差ということになります。どうしてもその性質上、MTはアイサイトと相性が良くないためアイサイトコアシステムはATにのみ搭載される様です。その他、ハイビームアシストもATにのみ搭載。
逆に、MTにのみ搭載される機能は『クラッチスタートシステム』と『トンネルアウトインシュレーター』になります。
カラーは7色
クリスタルホワイト・パール、アイスシルバー・メタリック、マグネタイトグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、イグニッションレッド、サファイアブルー・パール、WRブルー・パールの7色から選択可能。このうちホワイトとレッドが有料オプションとなっています。
この中でちょっと良いなと思ったのがクリスタルホワイト・パール。なんとなく欧州車っぽい雰囲気に見えるのがいいですね。
インテリアの雰囲気は先代モデルよりも上質になった?
写真での判断だと伝わりづらいのがインテリア。どうしても実車を見てからの判断しかできませんが、先代のイメージをうまく継承しつつ、先代モデルよりも上質になっているのではないかと思われます。適度にごちゃごちゃしているのが、かえって”らしさ”を醸し出しています。
オプションパーツも多数
STiからかなりの純正オプションが登場しています。
中でも目立つのが、この画像のSTI ドライカーボンリヤスポイラー。価格は413,160円とかなりの高額。この他にかなりのオプションパーツが登場しており、おそらくサードパーティー製のパーツも今後多数登場すると思われることから、この2代目のBRZのカスタムも初代同様、盛り上がる事は確実です。