開発最終段階での高速テストドライブ
テスト時に装着されたセンサーは100基にものぼる模様です。
時速380kmで高速テストが行われたのち、電子制御によるリミッターが発動する440km/hに達する速度でのテストが行われることとなります。
100基のセンサーは温度や圧力など、関連するデータを正確に記録するために装着されます。
テストにより不具合の発生源を取り除く
ハイスピード域のテストはトップスピードモードで実施され、顧客へデリバリーされる前に不具合を解消していきます。
ブガッティはクアッドターボチャージド8.0リッターW18エンジンにより、時速440km/h時でも安全性面で妥協を許さないように仕上げられると語っています。
トランスミッションはスーパースポーツ用に調整
ブガッティのエンジニアにより、トランスミッションについても調整がなされています。
403km/hまでは7速ギアまでシフトアップする事は無いように調整されていますが、ファイナルギアの比率の調整により、7速にシフトした後でもその高出力なエンジンパワーの恩恵で、強力に加速することができるとのことです。
ガソリンエンジン車の加速としてはかなり速いが
0-100km/h加速が2.4秒、5.8秒で200km/h、12.1秒で300km/hに到達します。
ガソリンエンジン搭載車としては最速の部類に入りますが、加速力ではEVが今後差を広げていくものと思われます。バッテリーの軽量化が実現されればさらに加速力は伸びるものと思われます。
それでもシロンのような特別な車両は色褪せることなく後世に語り継がれるものとなるでしょう。