Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

アストンマーティン ヴィクターのドライレビューが公開

f:id:JakeKizuki:20210526211937j:plain

V型12気筒のパワフルなエンジンを搭載したワンオフアストンマーティン

アストンマーティンは1人の優良顧客に対し、そのプロジェクトに参加する興味があるか確認し、実現したヴィクターのプロジェクト。

このヴィクターという名称は1977年型V8ヴァンテージの開発を行った前会長のヴィクターガントレットに因んで命名されています。

f:id:JakeKizuki:20210526211956j:plain
f:id:JakeKizuki:20210526212001j:plain

ボンネットを開くと、One-77のカーボンファイバーモノコックのように、カーボンファイバーのエンジンスペースに鎮座する7.3リットルの自然吸気V型12気筒エンジン。アストンマーティンのエンジンパートナーであるコスワースは、徹底的にエンジンに手を加え、独自の仕様に完全に再構築しました。その結果、元々の750馬力の出力と553lb-ftのトルクは、さらに増大され、最高出力836馬力と614lb-ftに達しています。またミッションは元のパドルシフトとは対照的に、6速マニュアルトランスミッションを介してその絶大なパワーを後輪に伝える事が可能となっています。 

marmaladesky.hatenadiary.jp

f:id:JakeKizuki:20210526212042j:plain

ベース車両はヴァルカン

One-77とヴァルカンの両方のパーツ、およびいくつかのValkyrieの要素を使用して、Victorは公道走行が可能となっています。

f:id:JakeKizuki:20210526211547j:plain

グリーンを基調としたインテリアは外観とは裏腹に、非常に上品な佇まいとなっています。

 

カシミアのヘッドライナーのおかげで、伝統的な豪華さと技術的な現代性が見事に調和し、チタン、アルミニウム、サテン、高光沢カーボンファイバーを配合したソリッドウォールナットトリム等、細部は遊び心とその高い技術的な作り込みがさらに上質なインテリアを彩ります。

f:id:JakeKizuki:20210526211920j:plain

6速マニュアルギアボックスの露出したリンケージ、中央スクリーンの下の3つのノブと、インテリアを見渡してもいったいどれだけの手間と金額がかけられているのかといった作り。

これがナンバープレートを装着して一般車両に混じって公道を走る姿を想像するとワクワクします。

f:id:JakeKizuki:20210526212506j:plain