マクラーレンもエンジンの気筒数を減らす方向へシフトしている
時代はEVへとシフトしていく中で、マクラーレンの現段階でのスーパーカーの回答がこのアルトゥーラという事になるのでしょう。
いずれは完全なるEVスーパーカーを生産していくこととなると思われますが、それまでは実績のあるハイブリッド車を中心として展開していく事と思われます。
最高時速と加速性能
0-100kn/h加速が3.0秒でゼロヨンのタイムは10.7秒とアナウンスされており、最高時速はリミッターにより330km/hに制限されています。
パワーユニット
このパワーを発生させるのはマクラーレンの新型M630エンジン。このM630は3リッターV型6気筒ツインターボエンジンで、バンク角は120度となっています。
エンジン単体での最高出力577馬力430kw、最大トルク585Nm、レブリミットは8,500rpmとなっています。これに94馬力225mnを発生させるのはエレクトリックモーターが組み合わせられ、システム合計の出力は671馬力(500 kW)、最大トルク804 Nmとなっています。
バッテリーユニット
Arturaには、ドライバーの後ろの床に組み込まれている7.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。バッテリーはEVSEソケットで2.5時間で0から80パーセントまで充電されます。
マクラーレンアルトゥーラのパフォーマンス数値
パフォーマンスの数値は以下の表のとおり。
パワーは8速ギアボックスに送られます。ちなみに、このギアボックスにはリバースギアがないため、後退についてはエレクトリックモーターが担う事となります。
Arturaは米国で225,000ドルから始まります。利用可能なアップグレードとして車両は5年間、ハイブリッドバッテリーは6年間の保証が付与されることとなっています。