メルセデス・ベンツCLAをレンタル
こういった機会があると、試乗の時とは違って、ある程度気兼ねなく乗れるのが良いです。今回は気になるところをチェックすることができて満足しています。
今回レンタルしたモデルはCLA180となります。
現行型CLAについて
現行モデルのCLAクラス自体は、2019年1月8日、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2019で発表されていて、2019年8月27日、日本仕様車のフルモデルチェンジが発表され、予約注文の受付が開始されたモデルとなります。
補足として、2019年3月8日、ジュネーブモーターショー2019の際にシューティングブレークが発表されています。
2019年4月5日、『Mercedes-AMG CLA 35 4MATIC』が追加、2019年6月5日、Shooting Brakeが発表されています。CLA35のスペックは、M260型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンで、最大出力は306ps、最大トルクは40.8kgm。
今回レンタルしたCLAについて
今回レンタルしたCLAは日本で発売されている中では一番下のグレードに当たるA180。日本市場での販売開始は2020年2月27日。販売開始からおよそ1年が経過しているもでるに該当します。
搭載されるパワーユニットは 1,331cc M282型 直列4気筒 DOHC直噴ターボエンジン。
最高出力136PS最大トルク20.4kg・mというかなり大人しいもの。これに組み合わせられるミッションは7速DCT(7G-DCT)。駆動方式はFFとなっています。
オプションはフルに近いもにになっていて、大型のガラスルーフを装備してAMGパッケージの内外装を有していると思われるものです。
CLAを実際に運転した感想
インテリアと運転アシスト
CLAの一番下のグレードといってもオプション満載のしかもAMGラインということで、安っぽさは全くありません。コンパクトな高級車、そしてそのスタイルとコンパクトさから、かなり若々しいモデルに仕上がっているのではないでしょうか。
現行のメルセデスらしく、液晶のツインモニターが装備されています。シートヒーターも装備されていたので、寒い時期も快適にドライブできます。
運転支援機能も随分と向上しています。0km/h停止と0km/hからの発進が実用に耐えるものとなっています。0km/h停止をしてもアシストが解除されないので、停止時からの発進にはアクセルを踏むことで復帰できます。また、ブレーキを踏むことでアシスト機能が解除されます。
インターフェースとナビゲーション
インターフェイスについてはかなり完成度が高くなっています。基本的にはコンソールボックスセンターのタッチパッドで行う事ができます。また、ドライブアシスト機能についてはステアリング周りに配されたスイッチによって機能します。液晶ディスプレイについては、タッチ入力が可能となっていることから、機能によってはこちらでも操作可能。かなり使いやすく仕上がっています。
ナビゲーションシステムについては、マニュアルを読んでいなかったため、日本語入力が使えませんでした。それでもナビゲーションシステムを実際に使用してみたのですが、案内についても十分に使用に耐える仕様となっており、あまり欧州車のナビを信用していない僕でも満足な使用感でした。
実際の走行について
かなりパワーが抑えられたモデルという事もあり、パワーを求めて乗る車ではありません。ただし、市街地での走行はストレスの無い発進と加速、停止ができるため、疲れを感じる事は有りません。クーペスタイルのため、ヘッドスペースが狭くなっていますが、個人的にはスポーティーさを感じるため、好きなスタイルとなっています。
全体的に満足度が高く、パワーを求めないのであれば買いの1台と言って様のではないでしょうか。