Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

スバル レヴォーグ試乗(その2)

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ちょっと長くなってしまったので分割しました。

さて、前回の続きになります。

 

 基本性能

ボディーサイズ:全長×全幅×全高(mm) 4,755×1,795×1,500

エンジン:水平対向4気筒 1,795cc 

・最高出力:130kw(177ps)/5,200-5,600rpm

・最大トルク:300Nm(30.6kgf・m)/1,600-3,600rpm

トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付)

・疑似変速機:1から8速

ボディーサイズはそれなりに大きいですが、全幅が1,800mm以内に抑えられているのは、日本の道路事情を考慮しての事でしょうか。最近は大型化する一方の自動車ですが、こういったサイズ感を考えられているのもスバルの良いところではないでしょうか。

エンジン出力についてはちょっと物足りない気がします。最近は乗用車につての馬力競争ということがなくなってしまった気がするので、当然なのかもしれませんが、一応スポーツワゴンの部類に入るので、もう少し出力があっても良いのではないかと感じます。

また、CVTが採用されているのはコストの兼ね合いで仕方がないのはわかりますが、これが多段式のATだったら文句なしだと思うのは僕だけではないはずです。燃費や排出CO2量などの近年の車事情を考えれば仕方がないのかもしれませんが、多段式ATでパドルシフトとなるとほとんどの場合、欧州車を選択しなければならなくなるのはちょっと残念です。

 

走行性能についての感想

あくまでも個人的な感想になるので、思った事を挙げてみたいと思います。

最高出力が低いですが、街乗りには十分すぎるパワーがあります。

AWDとなっているので、若干アンダーステアですが、通常の走行ではまったく気にしなくてよいでしょう。このあたりはさすがスバルといったところ。

ブレーキについては、もう少し効いてほしいと感じましたが、極端に効きが悪いわけではありません。足回りの感じは日本車の中では硬め。路面のギャップを拾ったときに、もう少ししなやかに動いてほしいと思いましたが、まだそれほど距離を走っているわけではないので、ある程度走ればもうすこし馴染むのかもしれません。誤解が無いように書くと、決して跳ねるわけではありません。

走行モードについては5種類の設定があります。

コンフォート、ノーマル、スポーツ、スポーツ+、インディビジュアルとあり、解りやすい名称がつけられています。また、インディビジュアルは、自分の好みの設定を登録できるモード。走行モードはステアリング右側のボタンか集中コントロールモニターで変更可能となっています。この集中コントロール用のモニターは直感的にそうさせることができるような設計となっており、なかなか優秀だと感じました。

走行性能とはちょっと違いますが、アイサイトの機能のうち、クルーズコントロールもついて。道路がすいていたので、前車追従機能は試せませんでしたが、おおむね良好なのではないかと感じました。操作性も問題なく、直感的に操作できるようになっています。