Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

スバル レヴォーグ試乗 (その1)

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カーオブザイヤーを獲得したその実力は

遅ればせながら、スバルのレヴォーグの試乗をさせてもらいました。

昨年、日本カーオブザイヤーを受賞した車両ですが、今まで実際に触れる機会がありませんでした。

 

試乗前に気になっていた点は、主にインテリアとアイサイトの性能。そして1,800ccとなった水平対向4気筒エンジンのフィーリングについて。

 

試乗したモデルはSTi Sport EX

今回試乗したモデルはSTi Sport-EXというレヴォーグの最上位モデルかつアイサイトX搭載モデルになります。

グレードは3段階に分かれ、それぞれに通常のアイサイト搭載モデルと、その上位のアイサイトX搭載モデルが準備されており、合計6種類のヴァージョンが存在します。

 

グレードごとの本体価格

GT、GT-H、STi Sportの3グレードにそれぞれアイサイトの違いによる2種がラインナップされていて、僕が試乗した際の価格は以下のとおり。※全て税込表示。

・GT:3,102,000円 ・GT EX:3,487,000円

・GT-H:3,322,000円 ・GT-H EX:3,707,000円

STi Sport:3,707,000円 ・STi Sport EX:4,092,000円

 

インテリアの印象

流石に上位モデルだけあって、スバルと言えどもプラスチック感は随分と抑えられています。シートは本革となっており、ハンドルやシフトは上質な触り心地。

このグレードで目を惹くのは、縦長タイプの大きなナビゲーション兼集中コントロールシステムのディスプレイと、フル液晶のメーターパネル。このフル液晶メーターパネルのイメージはアウディの車両に装着されているヴァーチャルコクピットの様な感じ。

これだけでSTi Sportを選ぶ価値があるのではないかと思います。

シートは電動調整式でシートヒーターを搭載。ホールド性もこのクラスの車にしては文句なしの仕上がりだと感じました。シート調整の操作スイッチはシート座面の側面に設けられているタイプで、特に目に付くわけではないので気にならないのですが、ここがプラスチック剝き出しで、華燭されていません。このクラスの車にそこまで求める人はいないでしょうから、敢えての事だと考えられます。シート等の革部分ですが、こちらはボルドーとブラックのコンビなので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

操作スイッチ、レバー等についてはほぼ不満はないのですが、シフトレバーが大きく、最近の欧州車などと比べると、シフトレバーそのものの主張が強く感じるため、洗練されていないように感じてしまいました。ただし、これはインテリアの見た目よりも操作性に目を向けたスバルならではのデザインかもしれません。パドルシフトを装備しているため、マニュアルモードを楽しむことができるのですが、CVTのため、疑似マニュアルモードとなっています。シフトレバーでシフトアップ及びシフトダウンを固定するマニュアルモードの切り替えをする仕組みになっているためにこのようにしているのかもと推測すると、しっくりきます。ちなみに、パーキングブレーキは電子式を採用しているため、シフトレーバー自体を小型化することは技術的には可能なのだろうと思うのも同じ理由からです。