ライバル不在
AMG ONEの新たなティザー画像が公開されています。
前回と同様に、GT73eで間もなくデビューする可能性が高いEパフォーマンスブランドを示すために、赤いアクセントが付いたカラーリングを纏っています。
メルセデスAMGがコンセプトとしてOneハイパーカーを発表したのは2017年9月のフランクフルトモーターショー。それからおよそ3年半が経ちました。
そういえばスペックは?
AMG Oneは、2015年からルイスハミルトン卿のF1チャンピオンシップを獲得したメルセデスF1 W06ハイブリッドレースカーに搭載されたパワートレインを採用しています。これは、1,000馬力を超える4つの電気モーターを備えたターボチャージャー付き1.6リッターV6です。
こういったモデルの特性を鑑みるに、購入したオーナーは実際に長い距離を走行することはないと思いますが、AMG Oneの複雑なエンジンは50,000kmごとにオーバーホールする必要があるとのことです。フォーミュラ1に端を発する複雑なエンジンを完全にオーバーホールするにはいくらコストがかかるのかと、購入できるわけでもないのに気になってしまいます。
さて、プロトタイプの公開から時間が経って、発表された時とは状況が変わり、テスラの新型ロードスターやリマックなどのEV、そしてル・マンのハイパーカークラスに参戦するためのロードカーなどが続々と発表され、発売されようとしています。このような状況の中、AMG ONEはどのような評価をされるのか、自動車好きとしては気になるところです。