エリーゼ エキシージ エヴォーラ生産終了
エリーゼ、エキシージ、エヴォーラの3モデルの生産が終了となりその歴史に幕を閉じることとなりました。
これら3モデルは長年にわたりロータスのビジネスに大きく貢献し、最終モデル生産終了時には、合計で約5万5000台が生産されたことになります。
エリーゼは1995年に発表され、接着剤を使用して結合されたアルミニウム、ハイテク・コンポジットによる軽量化によって、ライトウェイトスポーツカーのけん引してきたのではないでしょうか。
さらに、このエリーゼの生産で培われた技術を用いて、2000年にはエキシージが誕生しています。エキシージは、ロータスに期待される安全性と進歩性を備えながら、サーキット、公道ともに、素晴らしい性能を発揮するマシンとしてファンを魅了しました。
そして、エヴォーラは、ロータスブランドにおいて収益性の高いスーパースポーツカーとし販売され、その実力は世界中のレースでの優勝、ルマンで表彰台を獲得ということで証明されました。
新たなモデルのタイプ131生産開始
ロータスは、2021年1月25日、新スポーツカーのタイプ131プロトタイプの生産を英国へセルの工場にて2021年にスタートすると発表しました。
新しい生産設備への投資はロータスの「ビジョン80ビジネスプラン」の一部であり、2つのロータス・サブアッセンブリ施設を統合、効率性を考慮し、ノリッジ市の中央オペレーションに移転することにより、生産台数の増加をサポートすることを見込んでいます。
ロータスの未来
ロータスは、これからも培ってきた能力や技術を取り入れながら、更なる開発に努め、最優先の基準「フォー・ザ・ドライバーズ」とともに、これからもロータスのDNAを繋げていくと発表しています。今後、ロータスのスポーツ・モデルは一新され、エヴァイヤと今後登場するタイプ131により、ロータスの新たな歴史が作られることになるでしょう。これからもワクワクさせる車を作り続けて欲しいものです。