メルセデスベンツの12車種45モデルが、2021年1月1日より平均で1.1％値上げされるとのことです。
値上げの理由については、新技術の開発。また、それによって採用されている製品コストそのものの上昇とされています。
現在も高級車としてのイメージが強いベンツですが、エントリーモデルのAクラスは300万円代から購入でき、決して裕福のみが購入しているわけではありませんので、そういったエントリーモデルについても値上げとなると、少なからず売り上げに影響は出るのではないかと思われます。
A180の新価格が367万円（現価格363万円）で僅か4万円のアップですが、給料の上昇幅が少なく、可処分所得が社会保障費の負担により圧縮され、さらに消費税が2％程上がっている中で、うまくインフレが起きていない現状ですと、実際の値上がり幅よりも大きな影響が出てくるわけです。
しかし、改定幅は4万円から24万円、平均で約1.1％のアップなので、常に上級グレードのメルセデスベンツを乗り継いでいるような層にとっては全くと言って良いほど影響は無いでしょう。
