Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

BMW1シリーズにtiが復活 FFスポーツの真価はいかに

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個人的に、BMW製FFというと未だにミニのイメージが強いのですが、1シリーズもFFとなって久しいですね。

そのBMW1シリーズ『ti』の名前が復活。新たなグレードとして128tiを欧州で発表しました。

この『128ti』は『M 135i xDrive』の下位グレードとしてラインナップに加わることとなります。

ちなみに、『M135i xDrive』は2リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力306hp(4500~6250rpm)最大トルク45.9kgm(1750~5000rpm)を発生。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)。トランスミッションは8速「ステップトロニック」、駆動方式はxDriveの名称からもわかるように4WD。

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さて、『128ti』の方は、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力265hp(4750~6500rpm)、最大トルク40.8kgm(1750~4500rpm)を発生するユニットで、こちらもなかなか強力な仕様。トランスミッションは8速「ステップトロニック・スポーツ」、駆動方式はFFとなっています。0~100km/h加速6.1秒と、最近のやたらと高スペックな車と比べれば、遅いように見える数字ですが、実際、6.1秒というのは結構早いので、『M135i xDrive』とのバランス的になかなかなスペックではないでしょうか。最高速250km/h(リミッター作動)と、こちらは『M135i xDrive』と同様となっています。駆動方式はFFのため、重量は4WDの『M135i xDrive』よりも約80kg軽量です。

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BMWのラインナップに「ti」が設定されるのは2004年以来、実に16年ぶりとなります。前回tiが設定されたのはE46型『3シリーズ』。BMWは1960年代から、Turismo Internazionaleグレードを設定してきましたが、1994年には、E36型の3シリーズに、「ti コンパクト」を設定していました。

3シリーズの3ドアハッチバックで、その後、2004年に初代『1シリーズ』を発表しています。3シリーズtiの後継モデルとして1シリーズが入門モデルを引き継いだという格好になりますね。