MC20のMCはマセラティコルセを、20は2020年の20を意味しています。
MC20に搭載されるパワーユニットはマセラティ製の3リッターV6ツインターボ『Nettuno(ネットゥーノ)』。
最高出力630PS/7500rpmと最大トルク730N・m/3000-5500rpmを発生し、8速デュアルクラッチを介して後輪を駆動させます。
0-100km/h加速のタイムが2.9秒で、最高速は325km/h。スーパースポーツを謳うに相応しいスペックを誇っています。
ボディーサイズは全長×全幅×全高が4669×2178×1224mm。
ホイールベースは2700mm。
なお、単体で100kg程度という軽量なカーボンモノコックシャシーを採用し、車両重量は1500kg以下と伝えられています。
ドアは跳ね上げ式。この辺りがスーパーカーらしさを演出していて、なかなか魅力的です。
カーボンファイバー製のセンターコンソールが目を引くインテリアは、高級感漂うレザーやアルカンターラなどを多用しています。
メーターパネル用とインフォテインメント用に10インチスクリーンが2枚並んでいます。
MC20にはフルエレクトリックモデルや、オープンモデルもラインナップされるというから期待が高まります。
マセラティMC20の生産は、2020年末からイタリア・モデナの工場でスタートする予定で、気になる価格は、およそ2,200万円から(日本での販売価格は不明ですが)という事なので、このカテゴリーの車にしてはかなり価格が低く抑えられているのではないかと思われます。
V6エンジン搭載の車をスーパーカーと言って良いかはわかりませんが、時代の流れから言うと、エンジンの小型化は必然なのかもしれません。
日本でも2,000万円前後で発売されるとなれば、一番手に入れられそうなスーパーカーになるのではと思います。
日本でも既に公開されたようですね。