マセラティディーラーにお邪魔した際の話です。
マセラティに乗るにはどれぐらいの出費が必要なのかという事を聞きに伺いました。
新車で購入すれば、保証があるので、そういった部分の維持費は抑えられるとのことで、車種にもよるが、車検も30から50万円の間で間に合うとのこと。これは中古でも変わりはないが、故障があれば、これにパーツ代がかかるので、状況によるといった辺り障りのない回答でした。
機会があればグランツーリズモに乗ってみたいが、新車で購入するほどの経済力がない事を正直に伝えた際にも、認定中古車を紹介してくれるなど、この辺りの対応はかなり親切だと感じました。
新車が買えないと伝えた際に、残価設定ローンについての説明をしてくれたのですが、このあたりもかなり親切に教えてくれて、他の車種とくらべて、かなりリセールは悪いという事も正直に伝えてくれました。車両価格に対して、3年で40%、5年で20%での買取というのがおおよその相場の様で、こういった所もマセラティに乗るという事はハードルが高いと感じる部分です。
そういった意味で、新車のマセラティを購入できる人というのは、本当にマセラティが好きな人なのだと再認識しました。だから、ある種特別な車なのかもしれません。
さて、試乗をする予定はなかったのですが、ギブリの試乗を勧められました。
V6搭載モデルのため、わりとおとなしめの音でした。スポーツモードでもかなりジェントルな部類の音でしたが、ちゃんとV6のサウンドは楽しめる仕様になっていました。
マセラティはやはり運転していて、触れるものが上質だと感じること。
イタリア車なので、工業品としての仕上げはドイツ車や日本車には敵わないのかもしれませんが、革の質感や目にはいるインテリアのデザインはやはり他の車にはない魅力に溢れています。
そういえば、ドリンクはミネラルウォーターをお願いしたのですが、マセラティのラベルの付いたちょっと変わった感じのボトルで提供されました。