初めて耳にする人も多いと思うこのドラージュというメーカー。その昔、車を製造していたフランスの自動車メーカー。1905年の創業から、1953年まで高級車やレーシングカーを生産していたメーカーです。
かなり攻めたデザインの車で、そのスペックもハイパーカーに相応しいものとなっています。
V型12気筒エンジンにエレクトリックモーターを組み合わせたハイブリッドハイパーカー。V12型エンジンの排気量は7.6リッターで、1,004PSを発生。これに112PSを発生するモーターを1基組み合わせ、合計出力は、1,116PSとなります。また、これとは別にモーターを1基装備しており、そちらは街乗りのアシスト用に使用されるとのことです。
ルーフ自体が前方上に開き、この状態で乗り降りすることになります。
ひとり乗りの様に見えますが、実は後ろにもう1座席ついており、バイクでいうところのタンデムのような直列に2人で乗ることができる様になっています。
どうせなら、1人乗りに割り切っても良かったのではないかと思うのは僕だけではないはず。
後方はかなりシンプルなデザインとなっていて、空力優先と感じるものとなっていますね。
さて、このD12ですが、2021年に販売開始で、その台数は30台の限定。価格は2億5000万円とのことですので、こちらもハイパー。
このD12が30台売れるのか、そもそもきちんとした形で発売できるのかはわかりませんが、これが成功すれば、もしかしたらブガッティの様に復活するかもしれません。


こういった形の車で思い浮かべるのはBACのMONOがありますが、個人的にはそちらの方が好みです。
どちらにせよ、購入できる車ではありませんが、実車が発売されるのなら、見てみたいですね。