デビューしてからちょっと時間が経過していますが、BMWのX2を試乗することができました。僕が試乗したのは『X2 xDrive20i M Sport X』のデビューパッケージが付属しているヴァージョン。
エンジンを始動させるところからやらせていただいたのですが、始動はごく普通の車と変わらず静かなものです。乗り込んで思うのは、それだけでBMWらしさを感じられるインテリア。ほどよくスポーティーであり、かといって一昔前のBMW特有の安っぽさはありませんでした。ドアの樹脂部分はもうひと頑張りして欲しいところですが、SUVだという事を鑑みれば、これくらいで十分なのかもしれないとも思ったり。しかし、ステアリングを握った感じはとても上質。セールスの方の話によれば、このモデルはMスポーツラインなので、このステアリングの素材には自信があるとのこと。確かに納得の手触りといったところです。
ドライブフィールの前に、居住性とうについてちょっと書いてみたいと思います。
コンパクトSUVということで、やはりリアシートとラゲッジスペースが気になったのですが、天井が高い分、リアシートでも難なく座れるといった印象。リアのラゲッジスペースですが、見た目に反してけっこう広く、トレーによって仕切りがあり、そのトレーの下もそれなりに深く、僕の用途では、荷物を積むのに十分のスペースを確保できそうだと感じました。
大きさに関しては、SUVとしては小型なので、ほとんどの立体駐車場に駐車できるのではないかといったところ。かなり使い勝手は良いのではないでしょうか。