GLMと帝人が開発したポリカーボネイト製のフロントウィンドウを採用したトミーカイラが2019年春にも販売が開始されるかもしれないとのこと。
「道路運送車両の保安基準(第29条)」を満たす国内認証をクリアし、7月にナンバープレートを取得。このポリカーボネイト製フロントウィンドウを装着したZZが公道走行可能となり、その車両をベースとして受注生産体制を確立。
これにより、2019年の春からの販売を目指すとのことです。
ポリカーボネイト樹脂はフロントウインドウ用に縦約700mm横約1300mmの曲面をもつ1枚板として射出プレス成形。
全体の厚みを6mmと均一に保ちながら、窓枠にあたる外側部分を10mmの厚みにするなど両社で改良。


その強度を生かしてAピラーをなくすことに成功。これにより樹脂製フロントウインドウの重量は11.8kgと、従来のガラスウインドとAピラーの組み合わせより6.6kgの軽量化を実現。
ウインドウ表面に対して、帝人が開発したコーティング剤により特殊加工を施し、傷つきやすい樹脂の耐摩耗性を強化ガラス並に高めることに成功。この加工により車に適用できるようなウィンドウを完成させたとのことです。