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現在、国産車メーカー、外車メーカー共に、残価を設定したプランに力を入れているディーラーが増えていますが、感覚的にはリース契約と同様といえなくもありません。
アメリカでは、オートリースが主流となっており、リーマンショック後の自動車乗換えが一巡して、この先リース終了物件が中古車市場に大量に流れ込み、中古車価格を押し下げるのではと予想されています。
日本でも、残価設定ローンが主流となっていった場合、どこかのタイミングで、中古車市場に流入する中古車が増加するのではないかと考えます。
そうなってしまうと、そもそもの残価設定額が維持できなくなってしまうのではないかと思われます。
もちろん、全部の車がそうなるわけではなく、値下がりの影響を受けるのは大衆車という事になるとは思われます。
そういえば、アメリカでは、自動車版サブプライムローンが破たんとまではいかないものの、回収率が危険な水準に達しつつあるというような報道がされているのも気になりますね。