電動キックボードなんですけどね。
という落ちで始まった今回の記事ですが、この電動キックボード(eスクーターと呼ぶらしい)はメルセデス・ベンツのサブブランド『EQ』からの発売という事になるようです。
eスクーターは、メルセデス・ベンツがスイスの『Micro Mobility SystemsAG』と共同開発。都市部での目的地までの最後の移動手段におけるゼロエミッションのソリューションを目指しています。
『EQ』ブランドからはSUVの『EQC』、ミニバンの『Vクラス』ベースの『EQV』が発売されており、最上級サルーンの『Sクラス』ベースの『EQS』も開発されているようですね。
このeスクーターですが、タイヤは直径200mm、リアにドラムブレーキとフットブレーキを備えています。
動力系のスペックは、最大500Wの出力を備えた電気モーターを搭載しており、20km/hまで加速することができます。バッテリー容量は7.8Ahで、1回の充電でなんと、最大25kmを走行可能とのことです。これだけの距離を走行できるのであれば、ちょっと離れた駐車場や、公共交通機関の駅から、目的地までの移動の用途として考えた場合、必要にして十分な距離ではないでしょうか。ヘッドライトとテールライト、サイドリフレクターにより、夜間でも走行可能。ただし、日本では、様々な制約があり、公道での使用はできないのではないかと思われますが。
参考までに、格納式ステアリングコラムは調整可能。ステアリングコラムには、メルセデス・ベンツとMicro Mobility Systemsのロゴがあしらわれているのも良いです。ハンドルバーの右側はアクセル、左側がブレーキとなっています。