3年かけてレストアされたもっとも古い911ポルシェ

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ポルシェミュージアムが3年掛けてレストアした911(901)ポルシェを公開しました。

901型ポルシェとして生産され、商標権の問題で911として発売されたのは有名な話。

プジョーがすでに真ん中に”0(ゼロ)”を入れた3桁の数字を商標として登録していたために901として発売することができなかった。

今回レストアされた車両は、モデル名が変更される前の初期の901。豊富なコレクションを誇るポルシェミュージアムもこれまで保有してなく、非常に貴重な車両のようです。2014年に、アンティークやコレクターズアイテムに関する番組を制作していたドイツのテレビクルーが長年車庫に眠っていた物品を評価していた際に発見されたとのこと。そこでポルシェミュージアムに問い合わせをしたところ、車体番号などからそのうちの1台がモデル名が変更になる前のモデルだと判明し、ポルシェミュージアムは社外の専門家が査定した価格でこの2台の911を購入し、レストアを実施した様です。

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レストア期間が3年にも及んだ理由は、あえて復元作業に手間のかかる方法を採用したためで、交換よりも修理を優先するというポルシェミュージアムならではのレストアに対する思想の表れによるもの。レストアでは、錆びついた車両を元の状態に戻すプロセスにおいてパーツ交換を最小限にとどめ、できるだけ元のものを利用するやり方のようです。エンジンやトランスミッション、電装品やインテリアについても、同じ原則に基づき修理が施されているというから、その手間の掛け様には感心させられますね。

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