伝説のドライバー『セナ』の名を冠したマクラーレンのモデルが発表されました。
このマクラーレン・セナは、マクラーレンのラインナップする3つのシリーズ、アルティメット、スーパー、スポーツのうち、アルティメットシリーズのラインナップに加わることになります。
シャシーとボディパネルにはカーボンファイバーを採用。車両総重量は1198kgで、『マクラーレンF1』以来の最軽量マシン。
4リッターV8ツインターボエンジンをリヤに搭載し、最大出力は800PS、最大トルクは800Nmを発揮。
車体はすべてイギリスのマクラーレン・プロダクションセンターで、手作業により組み立てられ生産台数は限定500台で価格は75万ユーロ(約1億1360万円)とのことですが、当然ながら、既に完売とのこと。
なお、売り上げの一部は、ブラジルで貧困層の子供たちに質の高い教育を提供することを目的とした非営利団体、アイルトン・セナ財団に寄付されます。
アグレッシブなボディ形状。これもきちんと空気の流れが考慮されたデザインです。
センターロック式のホイール。
エクステリアはアグレッシブなデザインと大型ウイングが目を惹きます。ドアは跳ね上げ式のディヘドラル・ドア。フロントとリアのエアロダイナミクスパーツは、油圧サスペンション「レースアクティブ・シャシー・コントロールII(RCC II)」と連携して動作します。また、第3世代に進化したフルカーボンファイバー製シャシー「モノケージIIIモノコック」を採用。
実にマクラーレンらしいインテリア。
無駄な装飾がなく、シンプル。早く走ることを第一に考えたデザインではないかと感じます。